ウッドデッキの拡張 (2002年8月)

 <ウッドデッキは気持ちが良い!>

 

はじめてウッドデッキでバーベキュー2002/08

 とりあえず完成し家族で泊まれるようになったログハウス・・・。楽しいし快適ではあるが、「昼が暗い」そうなのですこのフィンランドのログハウスは窓が小さいのです。それはすでにわかっていたので、購入時に「掃き出し窓」(普通の住宅に使われている外に出られる窓)をキートスに希望した。すると、キートス美人受付K嬢は「日本のためだけに用意された掃き出し窓はえらく高価で、片側が固定されて開かない」と説明してくれた。つまり、フィンランドではそんな発想は存在しないのだ。「わがままなジャパニーズのために」しかたなく掃き出し窓を用意している・・ということらしい。
 そう言われて尚も掃き出し窓に固執するつもりもない。あっさりと諦めて別の方法を考えていた・・・・・

その答えは・・・・・そうそれはウッドデッキ
外が明るかったら家にいる必要ないじゃん!明るいときは快適なウッドデッキでのんびりすればいいじゃない!

そしてこれは大正解>

 デッキを標準の2倍に拡張し犬が逃げないように柵を取り付けたら、そこはもうひとつの部屋。

 天気の良い昼はハンモックでのんびりお昼寝・・肌に触れる高原の風は気持ちよい!夜はワイン片手に月見酒。

 このデッキは最高の空間です。

 

 工事中のデッキ。床材はキートスから購入した防腐剤注入材。

 <デッキ拡張は簡単だ!>

ホームセンターで買った溜め桝(真ん中)とU字溝の基礎

 デッキの拡張は、既に大工仕事をマスターした私にとって(^^;)、技術的には簡単な部類です。

 最も大変なのは基礎ですが、”2寸のU字溝”を縦に埋め込み、コンクリートを流し込んでいます。一つだけ「溜め桝の2段重ね」を基礎としています。デッキの床板はキートスから購入した防腐剤注入材です。基礎からの立ち上げには2by6を3枚重ねて使いました。

 手すりの柱は2by4の2枚重ね・・このように2by材だけで作っています。あつ!そうそう柵は違います。これは「すのこ」です。桐のすのこが近所のホームセンターで1枚380円と安かったのでそれを10枚ほど使ってます。おかげで施工は超簡単でした。「桐」なので塗装は念入りに行いましたが、腐ってもあまり気になりません。替えれば良いんだからネ

ウッドデッキから母屋へ・・その先は?

デッキから母屋へ続く階段

 ウッドデッキは母屋へ続く回廊でもあります。

 母屋はもう古いので使うことは無いと思っていました。しかし、腐っていた基礎を修理することで復活!おまけにログハウスと階段で結ばれることでまるで「別荘の離れ」となり・・なかなか良いです。

 階段は構造が複雑そうで心配だったのですが、作ってみたら簡単!頑丈だし、安全に出来ました。

 作りは、2by8で側面を、足場(階段部分)を2by6を2枚張ることで作っています。相変わらず2by材の組み合わせです。

  使えるようになると・・母屋は貴重な空間です。そこで掃き出し窓のの前にウッドデッキを作り、そこに露天風呂を設置しています。

 露天風呂の詳細はまた別途ページを作ることにしますが、最高の空間であることは間違い有りません。

はじめて入った露天風呂。ほぼコンパネ1枚分の大きさなので湯船に完全に横になることが出来る。

いつもコンパネでフタをしてあるので近所の住民は吸血鬼の棺桶と思っているかもしれない。

冬に心臓発作などで急逝すれば、そのまま氷漬けになるに違いない。それはそれで幸せかもしれない。

 

<冬はどうなんだろう?>

・・・・・・

冬になったら・・・レポートします。デッキにテントでも張ってみようかな・・・


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