4 孤独な作業〜そして春
初雪が降る頃から、ついに一人だけの作業となりました。現地は特に寒さが厳しい地域なので、床張りが終わった時点ですぐ薪ストーブを設置。このおかげで冬は暖かく作業を行うことが出来ました。
生活のリズム |
土・日曜日 |
必死に作業 |
月曜日 |
職場でジッと体力の回復を待つ。体力が必要な仕事は極力避ける。必要ならばキートスに連絡し分からないことを聞く。 |
火曜日 |
職場で週末の作業を考える。まだ体力は戻っていないので頭だけ使う。 |
水〜金曜日 |
職場で週末の準備を行う。必要な部材の用意(ちょっと外出で・・)や図面の作成等。金曜日には車の中は部材だらけとなる。 |
土曜日 |
朝5時に家を出る。途中コンビニで食料を買いあさる。コンビニの「鍋」は必需品、なければ何軒でもコンビニを探し、必ず買う。鍋の具を食べ終わったら「チンご飯」を汁に溶かして食べるのだ。 |
日曜日 |
夕方6時頃まで作業。時間がきたら片付けも行わず、逃げるように自宅に向かう。食事は自宅まで我慢。帰りの楽しみは都内で聞くFM世田谷(知ってる?)。ラジオから流れる懐かしい歌謡曲を聞きながら10時頃帰着。風呂に入り妻に報告後寝る |
月曜日 |
疲れて動けないので、職場でジッとしている。体力が必要な仕事は極力避ける。必要ならばキートスに電話、週末作業の報告、質問等をする。 |
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繰り返し |
天井張りの孤独な作業 |
12月中旬から天井の作業に入りました。妻壁換気の方法や、電気配線と解決すべき問題は山のようにありましたが、「根性と工夫(注)」で一つ一つ解決していきました。 特に一人で4メートル近い天井板(さね材)を張るのは苦労しました。足場などはありませんから、たった一つの脚立を前後に動かしながら張っていくのです。一日必死になっても遅々として進まぬ作業、ふと見ると外は完璧な雪景色。寂寥と孤独が同時に押し寄せ、泣きそうになりました。 しかし、この天井張りも2月上旬に終了。まだ、2階間仕切りや妻壁の内壁張りなど作業が残っているにもかかわらず、この時点で山小屋完成を確信しました。
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天井板を張っている様子。長い天井板を張るために、天井に板を仮に固定する道具を制作しました。脚立の向こうは吹き抜けで、1階の床まで高さが6メートル近くがあったので、結構怖かった。2002.01 |
自慢の一品!キッチン |
キッチンは上手くできました。 |
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流し台設置直後。設置に時間がかかりすでに日曜日の午後6時頃、帰宅直前の撮影です。二日間の疲れて体も心もボロボロの状態ですが、一人セルフタイマーのカメラに向かって笑ってます。 ホームセンターで購入した2バイ4材を自宅で加工し持ってきました。2002.2 現在では扉から引き出しまで付き、自分でもびっくりのすばらしさ!キッチンについては新たに紹介します。 |
孤独な作業の終わり〜そして春 |
妻壁の板張り、2階間仕切り作成、階段設置・・・と孤独な作業は続きました。 |
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やっとみんなで食事が出来る!今日はしゃぶしゃぶです。2002.03.28 |
思いついて作った棚。30分で作りました。シンプルで凄く気に入ってます。2002.03.28 |