3.建築事始め

作業開始まで

 現場は家から車で4時間かかる別荘地です。ログ組みからのセルフビルドは無理と判断し、基礎からログ組み、妻壁、屋根までをキートスに依頼する事にしました。

 現場は管理別荘地で7月20日から8月20日までは建築作業が禁止されています。その前までにログ組みを終わらせ、別荘地には内緒で密かに工事、クリスマスまでには完成・・のつもりでしたが、結局「購入時のぐずぐず行為」でログの発送、到着が遅れキートスに依頼したすべての作業終了は8月29日となってしまいました。夏休みの秘密の作業で「クリスマスは別荘で計画」はもろくもこの時点で崩れ去りました。

<----別荘地のホームページ

基礎着工前の現地。奥にあるのは(別荘)1号

作業開始1(はじめてのインパクトドライバー)

 

 キートスの屋根作業風景。同時に私もウッドデッキの板張り開始。(8月下旬)

 

 作業を行ったキートスの面々。みなさん本当に親切でした。(8月下旬)

 キートスが屋根作業を行っている時から、初めての作業を開始しました。キートス取締役社長N氏に「何すればいいんでしょうか?」と聞いたところ、「ウッドデッキ」というので、ウッドデッキの板張りをはじめました。
 ほとんど大工経験はありませんが、唯一以前ウッドデッキを作ったことがあったので、そのとき使った自慢の3000円のコードレス電気ドライバと5千円の14cm電気丸ノコギリ、そしてもらったネジ(後にコーススレッドを知る)で作業を開始しました。
 自分では「自慢の道具」で得意になってはじめたのですが、「
見るに見かねた」キートスメンバーがインパクトドライバーを貸してくれました。はじめて見るインパクトドライバー!すばらしい!!!こんなものがあったんだ!感動しました

 思うに、そのときキートスは
こいつは完成まで行くまい
と思っていたのではないかと思います。
 そのときまで自分では
夢丸夢丸別冊で勉強し知識はばっちしと思っていましたが、結局ほとんど何も知らなかった
 近所のホームセンターで部材を購入するときや別荘地の管理事務所の建築担当者の、そのときは感じませんでしたが、
「うさんくさそうな奴だな」「こいつ大丈夫か?」という表情を思い出します。
 
あ〜〜はずかしい。

 

 一人で作業を開始し、アスファルトルーフィングが必要になったのでホームセンター(海ノ口のやなしょう)に買いに行ったときのことです。店のおじさんに「アスファルトルーフィングください、で?一本何万ですか?」と聞いたら、唖然として、「2000円だけど・・・君何するの?」。家を自分で建てると説明したら、頭を横に振りながら、「信じられん・・」と言ってました。”やなしょう”のおじさんは正直な人です。

 

作業開始2(家族総出の塗装除く妻

キートスの帰った後、寂しくなった現場で家族だけの作業が始まりました。

 初めの作業は塗装です。これは人手が必要と考え子供達をだまし(「塗装は楽しいよ〜〜〜。」とか「塗装の後ケーキ食べようか〜〜。」とか言って・・)、出来るだけ連れて行き手伝わせました。

 しかし、塗装以後子供達は一切手伝いに来なくなりました。

 塗装開始!家族総出(除く妻)で行いました。(9月上旬)

私(nobikame)

長女(hiroko)

父(ji-ji)

次女(maimai)

作業開始3(そして最後は一人に)

室内作業は床張りからです。床張りは父が張り切って作業に参加してくれました。

わたしは床張りと平行して風呂の基礎や床下の電気配線を行っていきました。

 そして10月下旬に床張りも終わり、父も来なくなりました。

 ただ一人最後までつき合ってくれた甲斐犬クーちゃん。

 秋深し・・背中に落葉が・・・

(無理矢理連れてきたんじゃないか・・クー談)

床下で電気配線作業中のnibikame(10月21日)

  電気配線は「親切な電気屋Fさん」のおかげで電気も自分で作業が出来ることになりました。つまり、配線を私が行い、中部電力には電気屋Fさんが申請を行ってくれるわけです。F氏には薪を手に入れる手配をしていただくなど、大変お世話になりました。

 Fさんログハウスが本当にできました!約束通りお茶をごちそうします!!ぜひ来てください。

 

 作業にも慣れた頃。やっぱり大工さんは作業中ラジオを聴かなくては・・でラジオをかけています。(脚立右下)
(10月13日)

 風呂はハーフユニットを採用。床下の補強には頭を悩ませた
(10月27日

 


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